SEOに取り組んでいると「検索上位を目指しましょう」という言葉を聞くことが多いと思います。
では、検索上位とは具体的に何位までのことを指すのでしょうか。
結論を先に言うと検索上位という表現は一般的に、検索結果の最初のページに表示される結果を指します。
つまり多くの検索エンジンでは、1ページに10件の検索結果を表示するので検索上位とは検索結果の1位から10位までを指すことが多いです。
ではそこからさらに踏み込んで、検索上位の1位から10位まではそれぞれどの位の確立で、ページを開いて記事を読まれる可能性があるのでしょうか?
今回はとある方法を使って、検索上位の1位から10位までの閲覧率(クリック率)を調べてみました。
検索上位のそれぞれのアクセス率の調査方法
検索上位のクリック率を計測するために、aramakijakeというツールを使います。

これは本来、検索ボリュームを計測するツールですが上位10位までのアクセス予測数が表示されるのでそこから一般的な検索上位のアクセス率を割り出します。
今回は例として「ダイエット」というキーワードで検索してみました。

Yahoo!だと月間134,600の検索ボリュームがあることが分かります。
1位から10位までのアクセス予測数が分かるので、計算してアクセス率を割り出していきます。
検索上位のアクセス率
その結果以下のようになりました。
1位 42%
2位 12%
3位 8%
4位 6%
5位 4%
6位 4%
7位 3%
8位 3%
9位 3%
10位 3%
思った以上にアクセスされていないんだな。
って思いませんでした?
私はそう思いました。
1位は40%超えなのでまぁよしとして、2位の時点で12%で、3位以下は10%を下回ります。
「ダイエット」のような検索数の多いキーワードで検証をしたので3位以下でもそれなりにアクセスは集まると思いますが、実際、我々ブロガーが狙うのは2語キーワードや3語キーワード、4語キーワードですのでアクセス数はもっともっと少ないはずです。
一方で、アクセス率はどのキーワードでも大きくは変わらないので、参考になるかと思います。
今回はYahoo!だけでGoogleは計算していませんが、まぁだいたい同じ感じですよね。
ちなみに10位の続きで、11位以下のアクセス数はこんな感じ。

11位以下は検索結果の2ページ目になることが多いため、10位よりもさらにアクセス数がグッと下がってしまいます。
計算はしていませんが、11位以下はほとんどアクセスされないんだなというのは予測がつきますよね。
いかに上位表示が大事か
今回の検証結果を見て
欲を言えば1位を取ることが大事!
という事が分かっていただけると思います。
もちろんブログを始めたていきなり1位を取ることは難しいと思いますが、1位をまずは目指して、少なくとも上位10位内に入れるようなブログ運営をしていくことを心掛けると良いと思います。
まとめ
今回は、検索上位について深く掘り下げてみました。
検索エンジンの上位10位にランクインすることは、ブログ運営の成功に不可欠です。
多くのユーザーは検索結果の最初のページしか見ないため、10位以内に入らないと大幅にアクセス数が減少することがあります。
SEOの最適化を行い、常に最新の検索エンジンの動向に注意を払うことが、ブログのアクセス向上には欠かせません。
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