Googleキーワードプランナーは、Googleが提供しているツールで、どんな言葉（キーワード）がインターネットでどのくらい検索されているか調べることができます。
本来は広告を出すときに、どのキーワードを使えば良いかを考えるのに役立つツールですが、ブログ運営者にとってはキーワードの検索ボリュームを知る目的で利用することができます。
今回はキーワードプランナーの導入方法の概要と、基本機能の使い方を解説します。
キーワードプランナーとは？
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供しているツールで、どんな言葉（キーワード）がインターネットでどのくらい検索されているか調べることができます。
キーワードの人気を知る
ある言葉が、毎月どのくらいの人に検索されているかがわかります。
たとえば「犬 おもちゃ」と検索する人がどのくらいいるかを調べられます。
＊今回、解説するのはこの機能のみです！
新しいキーワードを見つける
何かテーマを入れると、それに関連した他の言葉（キーワード）を提案してくれます。
例えば「ペット用品」と入力すると、「猫のおもちゃ」「ハムスターのケージ」などの関連した言葉を教えてくれます。
競争が激しいかを確認する
その言葉を使って広告を出すと、他の広告主とどのくらい競争があるかがわかります。競争が多いと、そのキーワードで広告を出すのが難しくなります。
広告にかかるお金を予測する
そのキーワードを使って広告を出すと、クリック1回あたりにどのくらいお金がかかるかを予測してくれます。
このツールは、広告やウェブサイトを運営している人が使うことが多く、どの言葉を使えばより多くの人に見てもらえるか考えるのに役立ちます。
Googleキーワードプランナーの導入方法の概要
Googleキーワードプランナーは一般公開されている機能ではなく、Google広告を利用している方向けに公開されている機能です。
そのため、キーワードプランナーを利用するためには、まずGoogle広告のアカウントを開設する必要があります。
また、少なくとも１度は広告を一時的に出稿する必要があります。
この広告を出稿する媒体はどんなWebサイトでも良いのですがもし他になければご自分のブログでも良いでしょう。
ここでの広告出稿は本格的にGoogle広告を運用するという意味ではなく、あくまでもキーワードプランナーを使うためだけのものです。
よって、アカウント作成ができたら広告は非表示しても構いません。
外部サイトですが、以下でGoogle広告の利用方法を解説されているので参考にしてください。
Google広告は出稿時に審査に出し、審査が通過次第広告が表示されます。
そのタイミングから広告費用は発生しますが、その後すぐに広告を非表示にすればOKです。
ただし、広告は一時的にでも出稿することになるので、気づいてからすぐに広告を非表示にしたとしても数百円などの費用はかかってしまうかも知れません。
広告を出しっぱなしにしているとどんどん広告費用がかかりますので要注意です。
キーワードプランナーの使い方（検索ボリュームを調べる）
ラッコキーワードで調べたいサジェストワードの一覧を取得します
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる前に、まずラッコキーワードでサジェストワードの一覧を取得します。
赤枠のところを選択するとサジェストワードの一覧をコピーすることができます。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べます
キーワードプランナーにログイン後、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択してください。
ラッコキーワードで取得したサジェストワードをペーストして「開始する」を選択してください。
結果が表示されます
赤枠の「月間平均検索ボリューム」を選択して検索ボリュームが多い順に並び替えると見やすくなります。
広告を運用していないので検索ボリュームが具体的な数字ではなく「１万～10万」のような大枠になっていますが、これでも十分に参考になります。
検索ボリュームの見方
「１万～10万」
検索需要は高いのですがライバルが強すぎるので上位表示を狙う事は不可能だと思います。
「1000～1万」
ライバルが強いですがたまに上位を狙えるワードがあります。
「100～1000」
上位表示を狙いやすく一定の検索需要もあるので、現実的に選ぶことが最も多い検索需要数となります。
「10～100」
検索ボリュームが少ないので、他のキーワードも組み合わせて１記事作るように意識すると良いですね。
「—」
検索ボリュームが非常に少ないので、このキーワードでアクセスは集めにくいです。
なお、赤の下線のところで期間を変更できます。
クリスマスや夏祭り・バレンタイン・スノーボードなど季節性の高いキーワードの場合は、期間を合わせて検索すると良いでしょう。
なお、「競合性」の項目がありますがこれはGoogle広告における競合性ですので、競合性が「低い」から上位表示しやすいと言うわけではありません。
まとめ
今回はGoogleキーワードプランナーの導入方法の概要と、検索ボリュームを調べる方法を解説しました。
わざわざ一旦広告を出稿しないと使えないのですが一旦アカウントを作ってしまえばその後は無料で無制限に使えます。
過去の検索ボリュームを調べることはSEOにおいて非常に重要な数値ですので是非導入してみてください。
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