Webサイトは各ページごとに固有のURLをもちます。
どのようなURLにしていくかは最初の段階で決めておかないと、途中から構造を変更するとなった場合、変更するための作業が大変なことになりかねません。
そこで今回はWordPressの「投稿記事」のURLをどのように作っていくべきか解説します。
パーマネントリンクの設定を行う
まず各記事のURLを設定する前にパーマネントリンクの設定を行いましょう。
WordPressの「投稿記事」のURLはパーマネントリンクの設定で大枠が決まります。
上の記事でも解説しているように、「カスタム構造」を選択し「/%category%/%postname%/」とするのがおすすめの設定です。
また今回は各記事のURLの話ですので直接関係ないのですが、各カテゴリーについては自動的に「category」がURLに含まれてしまいます。
この「category」を消すことができるプラグインがあるので是非やっておいてください。
各投稿記事のURLの設定について
初期状態では「タイトル」がそのままURLとなる
URLについて深く何も考えずに投稿してしまうと、
上記のようなURLになってしまいます。
そのため、各記事投稿画面では、以下の２点が重要になってきます。
- カテゴリーを必ず選ぶ
- 記事内容に合わせて英語のURLを設定
カテゴリーについて
カテゴリーについては以下の記事を参考にしてください。
URLは全て英語がおすすめ
URLは全て英語がおすすめです。
その理由を次の章で説明します。
URLが日本語ではいけない理由とは？
実際、現在では日本語を含むURLもさほど珍しくはありませんし、それで大きな問題とならない事も多いです。
が、以下の理由で基本的にはおすすめしません。
互換性の問題
日本語やその他の非ASCII文字は、URLエンコーディングを必要とします。
これは、ブラウザやサーバーによっては正しく解釈されない可能性があり、リンク切れやアクセスの障害を引き起こすことがあります。
共有とコピーの難しさ
エンコードされたURLは通常、読みにくく、長い文字列になるため、人に伝えたり、手動でタイプしたりするのが難しくなります。
これは、特にメールやSNSでURLを共有する際に不便です。
SEO（検索エンジン最適化）の影響
URLに日本語を含むと、検索エンジンがURLを解析しにくくなることがあります。
検索エンジンは英数字のURLを解析しやすく、日本語のURLは予期せぬエンコーディングの問題により正しく認識されないことがあります。
国際的なアクセス
日本語URLは、日本国内での使用には適しているかもしれませんが、国際的なコンテキストでは使いにくい場合があります。
外国人ユーザーは日本語を理解できないため、URLを認識しにくい可能性があります。
これらのデメリットを考慮して、多くのWebサイトでは日本語を避け、英数字のみを使用したURLを選んでいます。これにより、幅広いユーザーにとって使いやすく、テクニカルな問題を避けることができます。
ブロックエディタでのURLの設定方法
上記解説を踏まえてのブロックエディタでの各記事URLの設定方法を解説します。
- カテゴリーを選ぶ
- 「投稿」タブを開いた状態で「リンク」項目を選択
- 「リンク」の編集が可能になるので半角英数字を入力してください。
ちなみに英数字でと言ってますが、英語の正しい文法まで気にする必要はありません。
正しい文法にこだわるとURLが長くなりすぎてしまってそれはそれで問題です。
まとめ
今回は、WordPressの「投稿記事」でのURLの設定について解説しました。
最初は、パーマネントリンクやカテゴリーの設定を先に済ませておく必要があるので少しややこしいかもしれませんね。
慣れたら大丈夫ですので１つずつクリアしていきましょう！
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