SEOツール「COMPASS」でallinTitle数を抽出したデータは、そのままでは単なるcsvファイルです。
これを元に実際にどのようにキーワードを選べば良いのでしょうか。
今回は「COMPASS」を使って得られたcsvファイルからどのようにキーワードを選んでいくのかを解説していきます。
COMPASSで抽出したデータをキーワードを選ぶ方法
Microsoft excelでcsvファイルを開く
csvファイルをcsvのまま開くと数字の羅列になって読みづらいので、Microsoft excelで開いてください。
Microsoft excelをお持ちでない方は互換ソフトでも開けると思います。
ちなみに私は、WPS Spreadsheetsを使っています。
何もお持ちでない方は無料で使えるGoogleスプレッドシートでも問題ありません。

このようなデータが開くと思います。
必要とするデータが「キーワード」と「月間検索数」と「allinTitle件数」の3つのみですので、それ以外は全部列ごと削除してください。

不要な列を選択して右クリックから「削除」を選択すると削除できます。
データの「並び替え」を行う

残った3列の上から下まで全てのデータを選択した状態で、「並べ替え」を選択してください。
お使いのソフトによってここの表記が少し異なるかもしれませんが、「並び替え」する機能はあるはずです。

上の図を参考にして「並べ替え」を行ってください。
データを取捨選択
allinTitle数は0~10がねらい目です。

11以上はライバル数が多い事が予想されるので対象外とします。

上の例では月間検索数が5000のゾーンでは2件が候補となりました。
ここではまだ候補の段階でこの条件が当てはまるから無条件にこのキーワードで記事作成を行うというわけではありません。

月間検索数が500のゾーンも確認してみたところ、allinTitle数が0~10の条件に当てはまるキーワードが多数見つかりました。
かなりたくさん見つかったのですが、ここからの選び方としては読者の「検索意図」が分かりやすいものを選んでください。
なぜなら自分で記事を書くにしても、外注さんに依頼するにしても記事を書きやすい方が良いからです。
例えば91行目の「トイプードル エアコンなし」なんかは分かりやすいです。
夏で暑い季節や冬で寒い季節にエアコンなしでトイプードルの飼育は問題ないのか?
もしエアコンが故障した場合はどうすれば良いのか等の記事を書けば良いですね。
検索意図が分かりやすく記事を書きやすそうなものとそうでないもので取捨選択を行ってください。
最終的には実検索を行いライバルチェックを行う
allinTitle件数が0~10件の条件を満たしれば簡易的なライバルチェックはOKとしてこのキーワードでGOしても構いません。
ただ実際はこの条件では、上位表示できる確率は50%以下だと思います。
なぜならallinTitleでは完全一致するキーワードのみ検出されますが、実際の検索結果には完全一致はしないまでも似たキーワードで上位表示されることが多いからです。
そのため、allinTitleで0~10の条件に加え、以下のライバルチェックを組み合わせるとさらに上位表示の可能性が高くなります。

理想は2つの条件をクリア。妥協策として1つの条件クリアでもOK
ライバルチェックの条件としては、上の2つとも条件をクリアしていることが理想です。
しかし、2つの条件をクリアするキーワードがいつも潤沢にあるとは限りません。
そこで、理想は2つとも条件をクリアしている事ですが、妥協案として1つの条件クリアでもGOしてしまっても良いと思います。
選べるキーワードが多い場合と少ない場合がありますから、多い場合と少ない場合とでは条件の絞り方を少しやり方を変えても良いかも知れませんね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、SEOツールの「COMPASS」で抽出したデータをどのように扱って記事作成を進めていくキーワードを決定していくかについて解説しました。
是非、参考にしてくださいね。
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