サイトのURLは以下のように複数のURLでアクセスできるような状況は一見大きな問題がないようにも見えますが、SEO上好ましくありません。

https://sample.com
http://sample.com
http://www.sample.com
そこで今回は、ロリポップ!レンタルサーバーのURLの統一化について解説します。
URLの統一化の設定はいつやるの?
URLの統一化設定はドメインとサーバーの設定が完了すれば、いつでもできます。
WordPressをインストールしてブログを作りこんでからでも構いませんがその時は既にSEO観点で悪影響を受けている可能性があります。
よって、理想としてはドメインとサーバーの設定完了後すぐにがベストです。
ただし、後から気づいて設定するのでも問題はありません。
ロリポップでのURL統一化の設定方法
ロリポップのサポートページにURL統一化のための書き換え方法が解説されています。
これだけを見てわかる人はこの通りにすればOKです。

ただこの説明だけで理解するには初心者にはかなり難しいと思いますので、ここでは書き方を参考に実際にどのように作業を行うのか図説を加えて解説します。
ロリポップ!FTPをたちあげる
ロリポップにログイン後、左メニューから「サーバーの管理・設定」>「ロリポップ!FTP」を選択します。

該当するフォルダを開く
ロリポップに独自ドメインを追加する際に、該当独自ドメイン用のフォルダ名を付けたはずです。

ロリポップ!FTP上で今回URLを統一化したいドメインのフォルダを開いてください。

今回私は、例として「tatsuki.fun」というフォルダ名を選択して中を開きます。
新規ファイルを作成して必要事項を記入します。

「新規ファイル作成」を選択してください。
書き方は先ほど説明したこちらのロリポップのマニュアルを参照してください。
今回私は、
- www無しのURLに統一
- httpをhttpsに統一
しましたので以下のようなコードになります。
RewriteEngine On
# www無しのURLに統一
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.tatsuki\.fun
RewriteRule ^(.*) http://tatsuki.fun/$1 [R=301,L]
RewriteEngine On
# httpをhttpsに統一
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
ドメインの部分は人によって異なるのでそのままコピーしないでくださいね。

ファイル名を .htaccess にして、ファイルの属性を604に「保存する」を選択してください。
以上で設定は完了です。
URLの統一化がされたことを確認するには?
設定が正常にできていれば、今までアクセスできていたURLにアクセスした際に正規URLへ自動的にリダイレクトするようになります。
今回、私は例として
https://tatsuki.fun/
を正規URLと設定しました。
よって、
http://tatsuki.fun/
http://www.tatsuki.fun/
にアクセスした場合、
https://tatsuki.fun/
にリダイレクトします。
この動作が正常におこなれていればURLの統一化は成功しています。
まとめ
今回はロリポップでURLを統一化する作業について図説を加えながら解説しました!
是非参考にしてくださいね。
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