2018年以後、Wordpressの初期エディタはブロックエディタになりました。
しかしブロックエディタは、従来のエディタに慣れているユーザーからは未だに不人気です。
そのため、「Classic Editor」というプラグインを使って、従来型のエディタを使用しているユーザーも2024年現在でもまだまだいるでしょう。

とは言っても「いつまでもそうは言ってられないと」重い腰を上げて、ブロックエディタに切り替えていく方もいらっしゃいます。
そこで今回はクラシックエディタからブロックエディタに切り替える手順について解説します。
なお今回のエディタの切り替えについては「テーマの変更を伴わない」という条件を想定しております。
「Classic Editor」を無効化すると公開Webページとエディタはどうなる?
最初の手順は「Classic Editor」を無効化するという事です。
「Classic Editor」を無効化すると自然とデフォルトエディタである「ブロックエディタ」に切り替わります。
この際、皆さんが気になるのは、以下の2点ではないでしょうか。
- 公開済みのWebページには何らかの影響はないのか?
- エディタ内がどのように変わるのか。
公開済みのWebページには、原則的に影響はない
「Classic Editor」を無効化してブロックエディタを有効化するとなっても、基本的には公開済みのWebページにはおそらく何も影響は起こりません。
「おそらく」として断言を避けている理由はありとあらゆる条件や環境を検証したわけではないからです。
特殊例では「Classic Editor」を無効化することで公開済みのWebページに影響がないとは言い切れません。
ただおそらく一般的な条件下であれば「Classic Editor」を無効化することによってWebページへの影響はないでしょう。
ブロックエディタ内では「クラシックブロック」で表示される
「Classic Editor」を無効化後に、既存記事の編集画面を開くと記事は全て「クラシックブロック」で表示されているはずです。
クラシックブロックとは?
ブロックエディタ(Gutenberg)における「クラシックブロック」は、旧来のクラシックエディタ(従来型エディタ)の機能をブロック形式で利用できるようにする特別なブロックです。
このブロックを使用すると、テキスト、画像、その他のメディアをクラシックエディタと同様のインターフェースで編集できます。
極論を言えば、「クラシックブロック」のまま従来のように編集を行う事も可能です。
ただしそれではせっかくブロックエディタへ移行する意味がないので以下のように「ブロックへ変換」を選択してコンテンツが全てブロックに変更されることをおすすめします。

必要に応じてエラー部分を修正
クラシックエディタからブロックエディタに切り替えた事で、部分的にエラーが起こる可能性があります。
ただしこれはクラシックエディタでどのようなページ作りをされていたかによってエラーがたくさん出るか、あまり出ないかは異なってきます。
エラーが出る場合は1つ1つ地道に治していくしかありません。
全ての記事をブロックエディタ化する必要があるのか?
前述したように「Classic Editor」を無効にしたとしても公開済みのWebページには表示には影響がありません。
編集を行わない投稿はそのままにしておく
そのため投稿の編集を行わないのであれば、あえて全ての記事を開いて「クラシックブロック」をブロックに変換する必要はないと思います。
簡易的な変更のみであれば「クラシックブロック」のまま編集を行う
また、少し文字を変更する程度でしたら「クラシックブロック」のまま編集するという選択もありです。
大がかりな変更が必要な場合のみ「クラシックブロック」をブロックに変換
大がかりに記事内容の編集を行う際のみ、「クラシックブロック」をブロックに変換してエラー表示の修正を伴う、リライトやコンテンツのアップデートを行えばよいと思います。
まとめ
いかがでしたか。
今回はクラシックモードからブロックエディタに切り替える方法を解説しました。
全ての記事を変更するとなると大がかりな作業になります。
そのためエラー表示の修正を伴う必要な投稿のみ「クラシックブロック」をブロックに変換する作業を行う事をおすすめします。
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