「CopyContentDetector」は無料で使えるテキスト類似度チェックツールです。
外部からの記事納品や自社コンテンツのオリジナリティ(独自性)を確認するのに適しているツールです。

今回は、外注ライターさんに記事作成依頼をしている場合の「CopyContentDetector」のおすすめの使い方について解説します。
コピペチェックは誰がどのようにするべき?
納品された記事がコピペされていないことを確実に確認するために、発注者側が確認するべきだという考えもあるでしょう。
しかし私のおすすめの方法は以下の通りです。
ライターさんに納品前に毎回、全ての記事のコピペチェックを義務付ける
受注者であるライターさん自身に記事納品前にコピペチェックを義務付けます。
操作方法もさほど難しくないので、マニュアルに操作方法を記載しておけば問題なくご自分でコピペチェックができるはずです。
発注者は納品記事のうち抜き打ちで1記事をコピペチェックを行う
ライターさん自身には毎回必ずコピペチェックを義務付けます。
仮にそれが毎回、正しく守られているのであれば、発注者はコピペチェックを行う必要はありません。
しかし、実際はライターさんがコピペチェックをやり忘れていたり、やり方を間違ったりすることもあるのです。
そのため発注者側でもコピペチェックを全くやらなくても良いというわけではありません。
おすすめは、発注者は1回の納品記事のうち1記事だけ抜き打ちでコピペチェックを行うというものです。
私が外注ライターさんと契約している際は2回目以後、以下のような記事数の契約を行います。
- 最初の契約:1記事
- 2回目の契約(追加払い):4記事(2記事/2記事に別けて納品)
- 3回目の契約(追加払い):5記事(2記事/3記事に別けて納品)
- 4回目の契約(追加払い):10記事(5記事/5記事に別けて納品)
- 5回目の契約(追加払い):10記事(5記事/5記事に別けて納品)
- 6回目の契約(追加払い):10記事(5記事/5記事に別けて納品)
最初の契約は1記事です。
初回の納品ですから発注者サイドでもその1記事をコピペチェックを行います。
2回目の契約は4記事ですが2記事完成時点で途中納品をしていただきますので、2記事のうち1記事だけを抜き打ちでコピペチェックをします。

残りの2記事が納品された際も2記事のうち1記事をコピペチェックをします。
3回目は5記事の契約なので2記事のうち1記事をコピペチェック。残りの3記事が納品された際もそのうち1記事をチェック。
という風に納品されたうちの1記事だけチェックを行っています。
コピペチェックは1記事あたり数分かかるので、全部はチェックしていられないといった理由です。
納品時の合格・不合格の基準を明確に。
「ツールを使ってコピペチェックしてください。」だけではライターさんにとっての判断基準がありません。
そこで「CopyContentDetector」を使ったコピペチェックの結果、どのような状態であれば合格でどのような状態であれば不合格かを明示します。

個人的な使い方としては、外注ライターさんから納品された記事のコピペチェックを行い、以下の判断基準で合格と不合格を決めています。
50%未満の良好 であればコピペチェックに関しては合格。
50%以上の要注意、コピーの疑いであれば不合格としています。
しかし、これはあくまで私はこうしているというだけで必ずしも同じにする必要はありません。
例えば「もっと独自性の高い記事を納品してもらいたい」という事であればコピペチェックの結果が30%以下でないと不合格という風にもできるわけです。
一般的に独自性の高い記事は、SEOの評価が高い傾向にあります。
納品ファイルのコピペチェックが基準値を下回っていたら
納品ファイルのコピペチェックが基準値を下回っていたら、ライターさんに修正をお願いすると良いでしょう。
ただ、私は結構甘めなので例えば53%位だったら修正を依頼しないです。
修正依頼して再納品という流れは発注者も受注者も手間がかかるので個人的にはできるだけ避けたいところ。
私の場合だと「コピペチェックでオーバーしている記事がありました。今回はそのまま受領しますが次回以後、コピペチェックを徹底してください。」とお伝えすることが多いです。
まとめ
今回は、外注ライターさんを使っている場合の「CopyContentDetectorの使い方」を解説しました。
外注ライターさんを使いつつ、「CopyContentDetector」にツールの操作までしていただくという話です。
「CopyContentDetector」の使い方単体だと簡単ですが、「外注ライターさんに使ってもらう」となると難しい点も出てきますね。
ひとつずつ、マスターしていってくださいね。
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