アドセンスを始めとしたWeb広告媒体を使っていると、CPC・CTR・RPMなど様々な数値が出てきます。

初心者の方にとっては「収益額」だけは意味分かるけどそれ以外の数値は何が何やらさっぱりわからない・・という方もいるでしょう。
今回はWeb広告における主要な数値について解説していきます。
ちなみに今回説明する数値は主要なものだけに限定してあります。
全部説明すると内容が複雑化するし、筆者の私自身全てを理解しているわけではないので笑
主要な数値は、アドセンスはもちろん、アドセンス以外の広告会社でも使われている数値ですので是非理解するようにしてください。
Web広告の主要数値を理解する意義

初心者であればWeb広告の収益額だけ見て満足してしまうかも知れません。
しかし、どの数値が上がったりどの数値下がったりしているのか原因を突き止めることで、「広告の収益効率を上げる」ことができます。
Web広告の主要数値を理解するべき理由とは「分析し改善することで広告の収益効率を上げる」ためです。
ブログのPVを増やすことも大事で、もちろんPVが増えれば収益は増やせます。
一方、広告の収益効率を上げる事でも収益を増やせます。
ダイエットで食事制限だけよりも、食事制限と適度な運動を両方行う方が効率が良いですよね。
広告もPVを増やすだけでなく、「広告の収益効率を上げる」事でより効率よく収益を上げることができるようになります。
Web広告の主要数値
CPCとは?

CPCとは「Cost Per Click」の略で、日本語では「クリック単価」とも呼ばれます。
広告がクリックされるたびに広告主が支払う料金を指します。
例えば、CPCが100円の広告の場合広告がクリックされるたびに広告主は100円を支払います。
広告を出稿する側からすればCPCが低ければ低いほど、少ないコストで多くのクリックが得られるため、広告の効果が高いといえます。
一方、我々のようなアドセンスを利用するブログ運営者は、CPCが高ければ高いほど同じクリック数でも収益が高くなるので効率が良くなります。
CTRとは?

CTRとは「Click Through Rate」の略で、日本語では「クリック率」と呼ばれます。
例えば、ある広告が1,000回表示され、100回クリックされた場合、CTRは10%となります。
CTRは広告の魅力度や関心度を測る指標で、高いほどユーザーの興味を引いていることを意味します。
ただ実際のCTRの数値は、ユーザーの関心度以外の要素でも変わることが多いです。
例えば1ページ内に広告をたくさん貼ってあればCTRは上がります。

また広告の大きさやデザインによっては広告をクリックせずにWebページの閲覧が難しいような設計になっていることもあります。
このように半強制的にクリックさせるような形式を使えばCTRを上げることができますが、逆にWebサイトとしての使い勝手が悪くなってしまうので要注意です。
RPMとは?
RPMは「Revenue Per Mille」の略で、日本語では「1000インプレッションあたりの収益」と訳されます。
これは、広告が表示された1000回分のページビューに対してどれだけの収益が得られたかを示す指標です。
あるWebサイトが1日で10,000ページビューを獲得し、その日の広告収益が5,000円だった場合、その日のRPMは次のように計算されます。
RPM = 5,000 ÷ 10,000 × 1,000 = 500
よってこの日のRPMは500円だったと言えます。
RPMはブログの広告収益性を測る重要な指標であり、特に広告を主要な収益源とするブログ運営者にとって非常に有用で是非上げていきたい数値です。
ただしRPMが上がるという事は一般的には広告の数や頻度が多くなります。
RPMは上がれば上がるほど、読者やGoogleには嫌われる傾向にあるので、注意が必要です。
まとめ
今回は、Web広告における主要数値について解説しました。
実をいうと筆者である私もこの数値に関して長い事あまり意識していなくてPVを増やすことだけに注力していました。
例えばRPMが2倍になれば報酬も2倍になります。
努力量からすればPVを増やす方が圧倒的に大変で、RPMを2倍にするのは数分で終わる設定をいくつか、するだけだったりします。
効率よく収益を上げることができるようになるので是非、理解するようにしてくださいね。
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